| おしえて№574 投稿者 mamuさん | ||||||
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私の実家にもツバメの巣があるのですが、なんと家の中に作っているんです。 常に玄関を開けっ放しにしておくせいか、知らないうちに作られたそうです。春になって実家の巣にツバメが戻ってくるようになると、母はツバメのために朝早く起きて玄関をあけ、夕方は暗くなってもツバメが巣に戻るまで玄関の扉を閉めないで待っているそうです。母によれば毎年同じツバメのツガイが戻ってくる、と言っていましたが、何年目かに来なくなりました。もし世代が変わって子供たちに譲ったとしたら、巣には子供たちが来るはずだけど、来なくなったということは一代限りで終わりなのではないかと思われます。そこでツバメの生態を調べてみました。 ツバメは、特有の帰巣本能によって、同じ町、同じ軒下の巣に帰ってくるそうです。すべてとは言いきれませんが、帰ってくる確率はとても高いらしいです。またツバメは戦うことの苦手な鳥らしく、抜群の飛翔技術をもつものの、くちばしは短く、体も大きくなく、相手を威嚇できる声があるわけでもなく、木の中に巣を作る技術も持ち合わせていません。彼らは、大切な巣を守り通す力をもっていないのです。 そんなツバメたちが選んだ方法は、人間の力を利用することでした。ネコやヘビなどの天敵はもちろん、ムクドリやカラスなど、ほかの鳥からの襲撃を防ぐために、家の軒下などに巣をつくっているのです。 「クルマで出かける遊マガジンガルヴィ」のハミングバードセレクションより抜粋 http://www5.airnet.ne.jp/trend/garrrv/column/c43.html またツバメは日本に渡来した当初は集団で寝るのが確認されているそうです 。 「大阪府下のツバメの集団ねぐら」より http://www.mus-nh.city.osaka.jp/wada/Roost/swallowroost.html 次のページによれば、 大阪市立自然史博物館HP http://www.mus-nh.city.osaka.jp/QandA/QandA-log1.html#anchor1527317 ツバメの寿命は例外を除き一年間の平均死亡率は60-70%くらいで平均寿命は1.5年。また、.ツバメのペアについてはペアの相手はしばしばかわり、ある研究によれば115ペアのうち、次の年も同じペアで繁殖したのは13ペア(11.3%)。 また、繁殖は1年のうち2〜3回とされています。ですから同じ親、同じ巣から年に2〜3回の巣立ちが行われるわけです。 この子ツバメも巣を作ります。 俗説ではツバメは毎年同じペアで同じ巣に帰ってくるとされていますが、上記の数値からすると必ずしも正しくはないようです。ツバメにも帰巣本能がありますから、前年の親である可能性もありますが同じペアリングをする確率も11%程度ですからほとんど0に近いと思われます。 一般的には「帰巣性が強く古巣をよく利用する」と説明されています。 但し、ツバメの巣は繁殖期の雛の産卵・孵化・育児・巣立の間の「産院」に過ぎず、本来の「家」としては葦原等を集団ねぐらとしています。 <基礎データ> ツバメの平均寿命7年(15年の記録有り)、誕生翌春繁殖可能、4〜7月に2回程度(1〜3回)繁殖、一度の繁殖に通常は5個(1日1個ずつ2〜7個/オス雛比率高)産卵、13〜15日で孵化、孵化後17〜22日で巣立ち。 1年間の平均死亡率60〜70%(生後1年目の死亡率80%前後)。 <求愛行動> オスはメスより数日早く渡来し、オスの縄張り内にメスを誘い、誘導に成功すれば営巣場所をメスに指し示す。 <重要データ> 「ツバメのペア」 ペアの相手はしばしば変わり、或る研究によれば115ペアのうち、次の年も同じペアで繁殖したのは13ペア(11.3%)。但し、同じ年の間に何度か繁殖を繰り返す場合は、ペアの相手は通常は変わらないようです。 以上のデータに基づいて単純計算すれば、同一ペアが古巣に戻る確率は1割以下、オスの親ツバメが戻る確率は4〜3割以下って感じになりますが、長寿のオス親ツバメが連続して何年も古巣に戻る事はあるかもしれませんね。 だけど、子ツバメが古巣に戻る確率は低いのではないでしょうか。数字からは、別のペアが古巣を利用する確率が高そうです。 参考図書:『ツルはなぜ一本足で眠るのか〔適応の動物誌〕』 草思社 参考URL:木村文彦のホームページ http://www.bekkoame.ne.jp/ro/fumi/birds/1340/0410.htm (その他、上記くろぅさんと同じURLを紹介していただきました。) 親ツバメが生きている間は同じ所に戻ってきます。 ツバメは春から秋にかけ、日本で子供を産み、冬の間は東南アジアなどで過ごします。春になると再び自分の作った巣に戻ってきます。成長した子ツバメは親と一緒に戻って来て、親の巣の近くに自分の巣を作ります。 参考URL:永倉外科胃腸科HP http://village.infoweb.ne.jp/~nagakura/tango.htm 鳥の寿命をしらべるのに、つかまえて番号をつけた「あしわ」をつけて放す方法があります。こうすると、あしわがつけられた鳥がつかまったとき、その鳥が何年生きてきたかわかります。これを標識調査(ひょうしきちょうさ)といいます。 こうしてしらべられたツバメの、いままで一番長生きした記録は、7年1ヶ月です(平成6年度鳥類観測ステーション報告−財団法人山階鳥類研究所−)。もちろんこのツバメは生きたまま、また放されましたので、これよりまだ長生きしたと思います。 しかし、ツバメにかぎらず、野生の鳥は子供の死ぬわりあいが高く、へいきん寿命で考えるともっと短くなって、2〜3年ぐらいになってしまうかもしれません。 最初に、オスのツバメが繁殖地に戻ってきます。戻ってきたツバメのオスは、まず、巣場所を確保しなければなりません。たいていは前の年に使った巣を確保できます。 身近な自然質問箱 鳥たちのこと http://www.wnn.or.jp/wnn-n/shitumon01/97shitsumon/q_tori.html より抜粋 確実なことはわかりませんが、今まで5年間帰ってきていることを考えればツバメにとって住みよい場所なのではないでしょうか。平均寿命も2〜3年ということなので、もうすでに最初の親ではないかもしれません。環境の変化がなければ、これからも毎年やってくるのではないでしょうか。 ヒュルリーヒュルリララー(古いかな?)ツバメが春とともに東南アジアなどから渡ってきます。彼等が常に同じ所に巣をつくることから、このような行動を「帰巣本能」と名付けました。 彼等は、人間と同じく、成長して巣から飛び立つと、ある者は、自由を求めて別の群れに行き、そこで新たな巣をつくるものもいれば、父母代々同じ巣にもどるものもいます。 だからといって、人間と同じく世襲制で、長男は父母代々の巣を守り、次男からは別のところに巣をつくるか、どうか、それは不明です。 しかし、父母代々同じ所に巣をつくるということは、多くの事例が証明しているようです。 ところで、大酒飲みの「太郎さん」が毎夜「帰巣本能」に基づいて、「何故か朝、自分の家の布団の中でちゃんと寝ていた」と言っても、これは、「帰巣本能」とは言いません。単なる「習慣」と呼ぶべきでしょう。 きっと、住み心地がいいから代々受け継がれているんですよ。 ツバメの世界にも当然,不動産屋はいます。 その,ツバメの不動産屋から毎年,出産を控えたツバメが買っているものです。ですから,ランダムで住むツバメは決まります。ツバメの不動産業界でもバブルがはじけたために,最近は持ち巣よりも賃貸巣の需要が伸びる傾向にあります。 また,人気のある物件は1ルームです。近々,レオパレスツバメも参入するという話があり,ツバメ不動産も顧客確保に大忙しです。優良物件の条件は,人の出入りが近くにない,騒音なし,餌場が近い,強風雨がしのげる,等があります。 ちなみに,この不動産の料金ですが,宝石や光物等で売買されます。なぜなら,不動産屋にはカラスが多いからです,みなさん学習したとおり,カラスは光物が好きです。 ま,後日談ですが,アンデルセン童話の宝石の像とツバメの話があります。内容は宝石の像が貧しい人々のために,自分から宝石を取って配ってくれるようにツバメに頼むお話です。この話は,実際にツバメが巣を買うために,宝石を運んでいたのをヒントとしてアンデルセンが考えたといわれます。
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| 正答者の方々です。本当にありがとうございました。 | |
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